2016.11.29     カテゴリ:  九州 

   軍艦島・その3【九州編】




引き続き、軍艦島を歩いて見ていきます。





少し広いところに出た。



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左側に見える建物……これは『仕上工場』だ。
炭鉱で使われる物の製作や修理を行っていたそうだ。

もっと大きなL型の建物だったのが倒壊していき、この部分だけ残った状態になっている。











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2階部分……ここには工場の作業員のための、風呂と食堂があったらしい。

外部に階段があって、屋上に上れるようになっている。











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ここが歩いて行ける範囲の最終地点……右に写っているのが、上の写真にあった『仕上工場』
そして正面を見て下さい……黒っぽい7階建ての建築物……あれが『30号棟』です。


『30号棟』とは……
1916年(大正5年)に建設された日本初……そして日本最古のRC造(鉄筋コンクリート造)の高層アパートだ。

炭鉱で発展した島……狭い敷地……人口増加……
いろんな条件が揃って、このような建築物が必然的に生まれたのかと思う。



サイコロみたいな立方体に近い形…… 広角で撮ったので、建物が歪んでしまいました(>_<)
中心部には吹き抜けがあって、上から見ると、ロの字になっているそうだ。











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今年で、ちょうど築100年……ボロボロになりながらも、ちゃんと建っている。

屋上に、何本か出ている突起物……あれはカマドの煙突とのことだ。







違う角度から、アップで上の方を見てみる。





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表面が剥がれて、鉄筋が見えている。

あっ……開口部、レンガを積んで壁を作ってあったりするんだな……






下の方を見ると、



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左の小さい窓があるところはトイレ。

下……地面から少し見えている開口は、地下1階部分だ。







そのまま視線を左にずらすと……



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右…………………『30号棟』 (140戸)
中央の階段奥……『25号棟』 (6戸)
左…………………『31号棟』 (51戸)


う~~む……階段を上がっていきたい衝動に駆られる(笑)







『31号棟』を見上げてみる。



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この建物は、島の形の影響で、高い波が来る場所に建っているので、『防波棟』としての役割があったとのことだ。

特徴は……
・海側の窓……開口は他の棟よりも小さくなっている。
・海側は、直接住居ではなく廊下になっていて、壁も厚くなっている。




……










ちょっとここで問題を一つ。




9-700_8227 - コピー

ここが、何だったか分かりますでしょうか……

・高さ1mちょっと、かな?……の壁があります。
・平らなコンクリートの床があって、白い点線があります。


奥にある、ゴロゴロした塊は関係ないです(^_^;)





……





答えは、





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はい、『プール』です。

たくさんの子供がいて、学校があって……でも、周りは海だけど危険なので海水浴ができるわけもなく……
プールがあるのも必然なんでしょうね。

当時、水は貴重だったので、海水を入れたプールだったそうです。



たくさんの子供たちが、楽しく遊んでいる光景を想像してしまいます。









軍艦島、さらに続きます。

ありがとうございました。


プロフィール

WILD BOOKERS

Author:WILD BOOKERS
富山県在住。
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