2016.11.21     カテゴリ:  九州 

   軍艦島・その1【九州編】




だんだん軍艦島に近づいてきた。



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ようやく見せてくれたその姿……



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『軍艦島』

正式名称『端島(はしま)』
『軍艦島』という呼び方は、日本海軍の戦艦『土佐』に似てるのが由来です。


言わずと知れた、炭鉱で栄えた『島』

1810年(文化7年) 端島で石炭が発見されます。
そして1887年(明治20年)に第一竪坑が出来、炭鉱としての歴史が始まりました。



最初は今の3分の1ぐらいの大きさだったのですが、その後、6回の埋め立て工事により現在の大きさになっています。

それでも、東西わずか160m、南北わずか480m……周囲1.2kmのちっぽけな島に、
最盛期の1960年(昭和35年)には、5267人が暮らしていたといいます。

人口密度は当時の東京の約9倍で、世界一だったそうです。
多分……いまだに、その記録は破られていないはず……(^_^;)

凄い活気……パワーあふれる島だったのが容易に想像できます。



しかし……

1960年代に、エネルギーは石炭から石油へと移行し、出炭量の減少と共に人口も急減。
1974年(昭和49年) 1月15日閉山……そして同年4月20日に無人島になりました。



それから、40年あまりの月日が経ち……

2015年7月
軍艦島を構成遺産に含む「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録されました。




……











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到着です……では、これより上陸したいと思います。











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岸壁の一部……四角い石が積み重ねられています。







近くで見てみます。



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これは、石灰と赤土を混ぜた天川(あまかわ)と呼ばれる接着剤を使った石積み工法によるものです。

この壁は、島のあちこちで見ることができます。








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全景を撮影した写真がありました。

これは……今、船で着いたところとは反対側になります。








もう1枚……



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こちらが今、着いた方になります。

それでは、この島に上陸して、どこを歩けるのか………この写真の左側を大きくして見てみます。










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まず画面右下……海にせり出した長円形の部分がありますね。
ここが1962年(昭和37年)に完成した3代目のドルフィン桟橋……船着き場になります。

そこから歩いて上陸し、広いところ……人がたくさん立っているのがわかりますでしょうか……
今、立っている場所……この写真(看板)があるのが、この場所になります。


そこから、白いコンクリートの道が左に向かって伸びています。

途中、岸壁の陰で見えなくなりますが、最終的に一番左の先端……
白い道が、少し広く、逆さまのL型になっているところ……ここまでなんです(^_^;)

なので、建物の中には入れないですし、この道から建物など風景を眺めるだけとなります……(・_・;) まぁ、わかっちゃいたけどさ……


まぁ、観光客の安全と、島の保護を考えると、しょうがない事なのかもしれません。









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はい、ここが先ほどの写真で、人がたくさんいた場所です。

ちょっとわかりにくいですが、左側の奥……青い帽子をかぶって遠くを指さしている人がガイドさんです。
マイクを持って、いろんなことを説明してくれます。

そして観光客は、3つの班に分かれて移動し、この道の道中……3ヵ所でガイドさんの説明を聞くことになります。



すみません……説明が長くなってしまいました。

それでは、見ていきましょう。




……










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広い場所だ……見渡す限り荒れ果てている。

大きなコンクリートの塊が倒れている………これはもう、遺跡って雰囲気だ。

画面左上、小高い山の上に立っているのが、1959年(昭和34年)建設の『3号棟』幹部用の職員住宅だ。







そして、ずっと奥に見える建物……



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あれが、1958年(昭和33年)建設の『70号棟 端島小中学校』

ここからは下の方が見えないが、7階建てだ。

その内訳は……
・1~4階―小学校
・5、7階―中学校
・6階―講堂、図書室、音楽室
・7階―理科室などの特別教室










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端島小中学校の海側……船の上から撮ってみた。
海側の7階部分はテラスになっているようだ。

ガラスも割れて無くなっているところが多い……









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屋根が、もう落ちている。

この7階部分は増築されたとの事なので、強度的に弱かったんだろうか……


この建物は、木製サッシだ……もうほとんどガラスが無い。
当時……この廊下を子供たちが元気に走っている姿を想像してしまう。

しかし、7階まで階段で上がるのは大変だったろう……ま、でも子供は元気か…(笑)








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こちらが、先ほども紹介した、1959年(昭和34年)建設の『3号棟』幹部用の職員住宅。

ここは、各戸にお風呂が付いていたとの事……共同住宅で風呂付きは、この3号棟だけらしい。









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ベランダが落ちかけている……

ここは高い位置に建っているので、見晴らしは良かっただろう。

しかし、相当風が強かったんじゃないかな……
サッシ自体が、吹き飛んで無くなっている部屋が多い。








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コンクリートの塊が今にも落ちそうだ……あれは、屋上の塀かな……

いずれ、あれも落ちていくことだろう……












軍艦島……続きます。


ありがとうございました。


プロフィール

WILD BOOKERS

Author:WILD BOOKERS
富山県在住。
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