無人駅があった。
この駅舎も、相当年月が経っているようだ……

外壁の板が所々捲れてる。
草むらの中には自転車が……放置されているんだろうか。

ん?……
ここは、今までに見た無人駅とは雰囲気が違う……
寂れているというか……人の温かみを感じない。

窓ガラスも割れていたり……
新しいガラスを入れる気も無いんだろう。

こんな通路を通ってホームに出るのか……
まぁ、行ってみよう。

ようやくホームだよ……

ベンチだ……
木の質感が長い年月を感じさせてくれる。
日陰にベンチがあると、夏に電車を待つとき、本当に助かるだろうな……
座ってみる……
近くに大きな道路も無いし……本当に静かだ。
……
無人駅に、一人……
あっ……

向こうから電車が来たよ。
昼間でもライトを点けているんだな……
やがてホームに電車が止まり……
女の子が一人、降りて行った。
電車が出発していく……
また、静かな時間。
……
…
ふと、電車が行った先を見ると……

田舎の風景の中に、まっすぐに伸びていく線路……
そうだよ……
この、ゆる~い雰囲気…………そして、この気持ちの良い風景が好きなんだ。
たまには、こんな時間を過ごすのも……いいよね。
ありがとうございました。

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